院長からのメッセージ
2020年06月3日
我々がかつて経験したことがない感染症が、2020年の幕開けと同時に蔓延しました。
ここ数か月毎日のようにテレビ報道等において感染者数の発表はじめ、どうすれば早く流行が封じ込めできるのかさまざまな情報が目まぐるしく伝えられています。
こんな中、私は去年までは当たり前に送っていた毎日の生活に制約が出たことで人と人同士が直接会えるという事は、とても温もりがある尊い行為であることを再認識しました。
しかし、生物は感染症という疾病に出会う運命も持っています。
その中で私たち歯科医師には何ができるのかもう一度考えてみました。
第一は毎日の健康を支える食事のサポートです。
歯が良くないと生命維持にかかわる栄養が取れなくなります。
そしてコミュニケーションとしての会話のサポートです。
歯が良くないときちんと話せず意思疎通が困難になります。
当たり前のことが困難になった今だからこそ
当たり前の食べること話せることを大切にしてもらうために
私たちはお役にたちたいと考えています。
追記
日本歯科医師会も先日、正式にこれまで歯科治療を通じて患者さんの感染の報告はありませんと発表しました。
それは我々が取扱うむし歯や歯周病も感染症であるために、当然の事として対策を講じてきた結果であると自負しています。
こもりや歯科医院
小森谷 和之