小児歯科

子供の頃を思い出してみてください。
歯医者での楽しい思い出、どれくらいありますか？

おそらく、「全くない」「嫌な思い出しかない」という人の方が多いのではないでしょうか。
残念なことですが、子供たちにとって歯医者というのは「痛くて怖い場所」というのが現実です。

正直に言うと、私も子供のころは歯医者が好きではありませんでした。
ドアの向こうから聞こえてくるドリルの音を聞いているだけで怖くてたまらなかったです。

私の所に来る子供たちにはそんな気持ちを味わってほしくありません。
怖い、痛いというイメージをできる限りなくすために、そして歯の健康を守るために「ドリルを使わない治療」や「子供が喜ぶプレゼント」など、様々な取り組みを行っています。
詳しく紹介させてください。

歯医者の何が怖いかと言ったら、やはり「歯を削られる」ことではないでしょうか。
当院ではお子さんに虫歯があった場合でも、どうしても必要でない限りドリルは使わずに治療します。

どうやって治すのかというと、「カリソルブ」という、虫歯を柔らかくするお薬を使います。
それによってドリルを使わずに悪い部分を除去できるようになるのです。

虫歯を除去する時は「スプーンエキスカベーター」という専用の器具を使って、人の手で少しずつ取り除きます。
ほとんどの子供たちが怖がることなく治療を受けてくれています。

Step1　表面麻酔

当院ではすぐに麻酔注射をすることはしていません。
まずは「表面麻酔」を行い、針を刺す時の痛みを最小限に抑えます。

Step2　「麻酔液」を人肌に温めます

麻酔液が冷たいと、それが刺激になり痛みを感じやすくなります。
当院ではカートリッジウォーマーと呼ばれる装置で、麻酔液を人肌と同程度に温めてから使用しています。

Step3　「極細の針」を使用

細い針ほど痛みは軽減されます。
麻酔に使用できるものの中で一番細い針を使用しています。

Step4　電動麻酔注射で「ゆっくりと注入」

一度に注入する薬剤の量が多すぎると、痛みが強まります。
痛みを軽減するためには麻酔の注入量のコントロールが大切です。
電動麻酔注射を使用することで手動ではできない微細なコントロールができるようになります。

Step5　音と振動が少ないドリル – 「5倍速コントラ」

基本的にお子さんにはドリルを使わないのですが、症状によってはどうしても必要になることがあります。
その場合は、こと「5倍速コントラ」というドリルを使用します。
このドリルのメリットは、あの「キュイーン」という怖い音がしないことと、痛みが少ないことです。

「フッ素」とは歯質を強化する性質を持った物質です。
乳歯や生え替わったばかりの永久歯は非常に弱いのですが、フッ素塗布によって虫歯になりにくい歯質にすることができます。定期的にフッ素塗布を行い、お子さんの歯を強くしましょう。

虫歯で治療した個所を埋めるために使用する素材です。
虫歯治療に使われる素材にはいくつか種類がありますが、グラスアイオノマーが他と比べて優れている点は、歯質を強化するフッ素を長期的に放出し続けてくれるところにあります。
虫歯の再発防止に効果的な素材です。

6歳くらいに生えてくる奥歯は、溝が深く汚れが溜まりやすくなっています。この溝に樹脂を詰めて汚れが溜まらないようにする虫歯予防法が「シーラント填塞」です。
フッ素も配合されているため歯を強くしてくれます。
奥歯以外の歯にも行います。

子供が歯磨き好きになるように指導します。
虫歯が多発する部位は、下記の3ヶ所です。
（Ⅰ）歯と歯の間
（Ⅱ）歯と歯茎の境目
（Ⅲ）歯の溝

TBI（歯磨き指導）では、（Ⅰ）と（Ⅱ）から発生する虫歯を防ぐための正しいブラッシング法を楽しみながら指導していきます。

キッズクラブは子供たちが「楽しく虫歯ゼロ」を目指してもらうために作りました。０才～12才のお子さんを対象にフッ素の配布、デンタルノートの書き込み、スタンプラリーといった楽しいイベントをたくさん用意しています。

【入会金・年会費】
無料です。

【特典】

• スタンプがたまると景品ゲット！
• フッ素洗口剤・原液を無料で配布！（初回のみ容器代有料）